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ステージに立つっていうこと [『ぶん★文★ぶん』]

先日、友達とも話していたんだよね。

今、自分は57歳…・あと数年で還暦を迎えることになります。そして、還暦からも生きていれば年々加齢していくことになるわけだけど…・そこでひとつ最近考えることがあるんだよね。

以前にも書いたことがあるんだけど、パフォーマンスってどこからどこまでなんだろうかってね。

多分、自分にとっては生活の一部であり、時として日中は通常通り教壇に立って講義をして、リハーサルの時間にホールまで向かいます。そして、以前は衣装を着けてのリハーサルはしなかったけど、最近では衣装を着けてリハーサルに臨むようにしています。

特に名古屋での公演はお客様が入場されるとき、カレンと自分の二人でお客様をお迎え入れするようにしています。この時にはカレンはウェルカムドレスを着用し、自分は通常のスーツまたはブラックフォーマル。
本番開始10分ほど前に楽屋に戻り本番衣装に着替えます。

お客様の一日って、どんなだろう・・・・

お客様それぞれによって異なるだろうとは思いますが、学生のみんなはが㏍ぷで講義が終わり、会場に向かってくれるのでしょう。
社会人のみなさんは日中、仕事をしてから会場に足を運んでくださるでしょう。
主婦の皆さんは家事を早めに済ませ、帰宅する家族のために晩御飯の準備までして家を出られる方もいらっしゃると思うんだよね。

そんななか、我々の仕事はもうすでに始まっているのかもしれません。

夜のお出掛け…何を着ようかな。。。。
ちょっと美容院に出かけてからコンサートに向かおうかな…。
会場ではお友達に会えるかな?
演奏会前にお友達とお茶でもしてゆっくり出かけよう。
演奏会が終わったら食事をして帰ろう。どこのレストランで食事をしようか。
いろいろなことを事前に考えてくださって、皆さん演奏会会場に足を運んでくださることでしょう。

お客様のパフォーマンスへの期待と楽しみはもうすでに始まっているのかもしれませんね。
我々のお仕事はそのようなお客様の気持ちを裏切ることなく楽しんでいただけるよう最善を尽くさなくちゃいけないのはわかっているんだけど。。。。。。

この年になって最近考えることは、

さて、いつまでステージに立ち続けられるのだろうか?

生涯現役のピアニストでいたいって思う気持ちは絶対的なものなんだけど、
それと同時に、もしも足腰が弱ってしまって、ピアノは弾けるけど、
ステージ中央のピアノまで歩けないとか
・・・・それでもいいのかな?
車いすを押してもらわないとステージ中央のピアノまでたどり着かない
・・・・それでもいいのかな?

わからないんだよね。
えぇ~~~!!だいじょうぶなの??なんてお客様に感じられてしまって…
それでもピアノさえ弾ければいいんじゃないの??って、思えない自分がいます。

お客様の一日をHAPPYに過ごしていただきたい…
そう思いながらパフォーマンスを継続してきたにも関わらず、
お客様に不安や心配をおかけしてしまう状態になったら…
やはり引退を考える時なのでしょうか?

自分の中ではどんな形であれお客様が聴いてくださるのであればそれはパフォーマンスとして成り立っていると思う部分もあれば、お客様の前で自分が輝けないのであれば、それはもう過去の演奏家になってしまった証拠…と思う自分もいるんだよなぁ・・・・。

まだ、足腰も大丈夫だし、ステージで動き回ることができる元気はあるけど、いつかそんな時がやってくるかもしれない。その時に自分がどのように考えるか・・・・少しずつ準備していかなくてはって思うような年齢に達してきました。。。

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