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エッセイ『パフォーマーとして』 [『ぶん★文★ぶん』]

55.gifデビューしてあっという間に28年の月日が流れてしまった。自分ではどこかでいつも初心を忘れずにがんばろうと心しているものの、人間というものはやはり成長をする。自分の演奏スタイルが確立され、そしてお客様に楽しんでいただくためにどのようなプログラミングをするべきか自分なりに考える。そしてステージの構成を一年かけて秋のシリーズに全てをかける。ここ3年ほどだろうか、やっと自分の考えているステージングが表現できているように思う。しかしながら、シリーズを終えるといつも反省。次の年にはもっともっと改善しなければと改めて思考する時間が訪れる。
演奏の内容も勿論であるが、プログラミング、そしてステージの構成など、終わってしまわないと見えないものが数多く反省点として頭の中によみがえってくる。そして翌年の演奏会では寄りお客様に楽しんでいただけるパフォーマンスをと考える。
確かに空回りしてしまうときもあるし、その全てが思うように仕上がらない部分もあるわけだが、福山孝のピアニストとしての歴史が毎年一ページずつ刻まれていくことはこの上ない喜びでもある。
30年前では考えもしなかったことだが、ウェブ上でもオフィシャルサイトを公開し、出来る限りの情報を発信するように心がけ、多くの皆さんと共に楽興のときを共有できるようになっている。演奏の場も広がってきている。半世紀の人生を振り返りこれからのパフォーマーとしての自分のあり方を今一度、さらに深く追求しながら次のステップに進んでいきたいものだ。
最近考えることはヨボヨボのおじいちゃんになってもステージに立ち続けるべきか、それともお客様に失礼のないようにどこかで一線を退くべきか・・・・慌てて結論を出すつもりはないが、そろそろ心の中では思考し始めるべきなのかもしれないと考えている。往生際の悪い人間にはなりたくないと思ってはいるのだが・・・・。
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